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【TOEIC】普通の大学生が初受験でTOEIC855を獲得するまで(編集中)

今回はごく普通の大学生がたった2ヶ月の勉強で、初受験したTOEICテストにおいて855という高得点を獲得した勉強法をお伝えします。(*徐々にコンテンツ等追記していく予定です。)

#参考 筆者の英語力は一般的な大学生の平均か平均よりやや上、関関同立合格レベル。(関関同立:関西の私立大学群)

対象:大学受験必修のシステム英単語等の単語帳に収録されている単語が概ね理解できる。
平日も数時間の勉強時間を確保できる。

目次

TOEICとは(TOEIC L&R test)

国際コミュニケーション英語能力テストTOEICとは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。

試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカの教育試験サービスが行っています。

要はどのくらい日常生活やビジネスの場で英語が話せるのか?使えるのか?といった指標になる試験です。

TOEICはリスニングセクション100問リーディングセクション100問計200問で構成されています。


試験時間はリスニングセクションが約45分間、リーディングセクションは75分間で、合計約120分(=約2時間)。途中で休憩はありません。*どうしてもの場合トイレなどには係などの付き添いのもと行けますがその分の時間は帰ってきません。

また2016年5月に試験問題の全面改訂が行わたことを受けて少し内容が変化しました。
以下にセクションごとの問題形式を記載します。

リスニングセクション(Part1からPart4の計4パート)

Part1 写真描写問題(写真の状況判断 どこで誰が何をしているのか?) 6問
Part2 応答問題(対話問題 短い例文に対応する英文を答える) 25問
Part3 会話問題(複数人による英語の会話 会話の内容を問われる) 39問
Part4 説明文問題(説明文の内容把握) 30問
合計 100問

リーディングセクション(Part5からPart7の計3パート)

Part5 短文穴埋め問題(文法) 30問
Part6 長文穴埋め問題 16問
Part7 長文読解問題(読解) 54問
合計 100問

なんで必要なの?

就職活動 国際的なコミュニケーションはもはやできて当たり前?企業の欲しがる英語力を!
情報源 英語で手に入れられる情報は意外と多い。海外スターの発言から国際情勢など。
昇進 給与アップなど目に見える成果に繋がるかも。
大学の単位 大学によっては卒業要件に必要な単位として認められます。*筆者はTOEIC で大学の英語の単位を取得しました。
大学受験 最近の大学院入試では偏差値がすべてではありません。AO入試など個性や考える力を意識した入試改革が行われており、英語は1つの武器になるかもしれません。
留学や海外旅行 海外旅行で入った、レストランでオススメを尋ねる。観光地で雑談を交わす。ちょっとした旅の思い出に!留学にも英語力は必須!

使用した参考書

  1. 特急シリーズ(金の単語https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732、青の文法https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=10823、緑の読解https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19089
  2. ハーフ過去問https://www.jresearch.co.jp/book/b282609.html)
  3. 公式問題集(リスニングhttps://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_tr_listening_01.html、リーディングhttps://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_tr_reading_01.html、過去問https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_00.html)

基本的にハーフ過去問を使って現状の実力を図ります。私の正答率はこの時点で5割ほどでした。

次にTOEICのカリスマ講師が監修する特急シリーズで単語や語彙、長文読解などの基本的なスキルを身につけました。

身につけたことを復習しながらTOEICを運営する団体が発行している公式問題集をやりこみます。

教材は基本的には以上で事足ります。あとは必要に合わせてTEDや公式のリスニングアプリを使ってリスニングを鍛えるのみです。

実際に行った勉強法(リーディング基礎固め)

まず実力を知るためにハーフの過去問を解いてみる!(筆者はこの時点での正答率5割ほど)

  • TOEICの構成を知る。
  • 自分の得意と苦手を知る!(現状を把握)

語彙力

受験勉強をこなした大学生なら、そんなに難解な単語や聞きなれない単語は出てこないはず。
👉単語の復習としてTOEIC必修の単語本(金の単語)をひたすら周回。本の筆者はTOEICのプロ。実際に過去の試験で使われた例文や、ちょっとしたコツを紹介してくれている!

文法

part5はほぼ文法問題。問題文を全て読まなくても、テクニックで瞬時に回答できる!
👉青の文法をひたすら周回。早く解くコツや選択肢を絞り込む方法論も紹介されている。

読解力

読解は集中力と問題の取捨選択が重要。
👉緑の読解をひたすら周回。単語の意味はくまなく調べ、暗唱できるほど読みこむ。問題文の中でキーワードを意識してそのキーワードの関する情報を意識しながら読む。

実際に行った勉強法(リスニング基礎固め)

・公式アプリTOEIC® presents English Upgraderのチャプターを毎日一つ聞く。
https://www.iibc-global.org/toeic/support/englishupgrader/appli.html

❶まずは英語のみで聞いてみて内容を推察してみる。
❷その後重要語彙や単語の注釈を確認。
❸スクリプトを見ながら内容を理解した上で何回も聴き直す。
❹英語だけで聞いて頭の中で訳してみる。

・興味のある分野のTEDのトークを日英両方のスクリプトで聞く。

❶興味のある分野で知っている単語を目印に内容を予測しながら聞く。
❷スクリプトを読んで内容理解。
❸日本語のスクリプトを見て、聞こえてくるであろう単語を想像しながらリスニングを行う。
❹英語だけで聞いて頭の中で訳してみる。

🔽TEDとは?英語のショートプレゼンテーションの動画、無料視聴可能でスクリプトも表示可能。

実際に行った勉強法(演習)

残り1ヶ月の流れ。今まで詰め込んだ知識の確認と実践。もちろん空き時間があれば基礎固めの復習を!

第1週

平日:午前中はリーディングセクションの公式問題集をこなす。(一週間で一周することを目指す)
▶️午後に間違えた問題を復習。(わからない単語や語彙を調べて理解して上でもう一度解いてみる)

土曜日:時間を計りながら過去問を解いてみる。 (慣れないうちはリスニングだけ、リーディングだけで区切ってやってみる!)

日曜日:過去問の復習(特に、間違えた問題に重点を置いて復習。語彙や文法など知識の確認➕リスニングで聞き取れなかった単語等)

第2週

平日:午前中はリスニングセクションの公式問題集をこなす。(一週間で一周することを目指す)
▶️午後に間違えた問題を復習。(わからない単語や語彙を調べて理解して上でもう一度解いてみる)

土曜日:時間を計りながら過去問を解いてみる。 
(慣れないうちはリスニングだけ、リーディングだけで区切ってやってみる!)

日曜日:過去問の復習
(特に、間違えた問題に重点を置いて復習。語彙や文法など知識の確認➕リスニングで聞き取れなかった単語等)

第3週

平日:テスト前は知識の詰め込みより、英語になれる為に内容のわかった文章を繰り返し聞いてみる。
できるという自信を持ってテストに臨めます!

テスト3日前〜
本番形式で一度トライしてみましょう。実力がついてきたのを実感できるはず!
(正答率が低くても落ち込まず、失うものはない気持ちでテストに臨みましょう。)

テスト前日
基本休息し体力を温存しましょう。
(どうしても落ちつかなければ、単語など神経を使わないものをパラパラ確認しましょう。)

*公式の問題集一冊には本番形式の試験問題と解説が2回分収録されています。

*筆者は2回目の過去問から正答率は8割を超えていた。
時間を計りながら個室で本番を想定し過去問を解いて、8割の正答率があれば本番で800点は超えられるはず・・・・わからない問題で悩まず、気分をうまく切り替えて!できるところを落とさないように心がけましょう。

まとめ

TOEICで高得点が取れても、実際に英語が使えるわけではありません。現代社会においては外国人と対話する機会を容易に得ることができます。英語を話せる一番の近道は実際に話してみることだと感じます。

おすすめ👉お酒の席で外国人と話してみるといいかも。お酒の力で、少し気分を開放的にして英語を話すと、意外に話せるなんてことが。コミュ力不足なかも博士はこの方法でコミュ力と英語力を鍛えています(笑)