要約
堀江公園すぐそばのお寺、萬福寺のご紹介です。2017年4月にオープンした都会のオアシスこと寺カフェ 茶庭(CHANIWA)は必見です。
目次
アクセス
店名
寺カフェ 茶庭(CHANIWA)
住所
大阪市西区南堀江1-14-23
最寄り駅
四ツ橋(大阪メトロ四つ橋線)6番出口
電話
06-6531-1328
営業時間
木・金 13:00-16:00 / 土 11:00-17:00
萬福寺とは
萬福寺は、南堀江でお念仏(南無阿弥陀仏)の教えを説く浄土真宗本願寺派のお寺。*この名前を冠するお寺は複数ありますが、今回ご紹介するのは堀江公園の南に位置するお寺です。
このお寺は「親子茶屋」という桂春団冶氏の落語に「島之内の萬福寺さん」として登場することでも有名です。現在のアメリカ村付近は当時、島之内と呼ばれており、約350年間そちらで親しまれた萬福寺が、昭和33年(1958年)に堀江に移転され現在に至ります。
現在萬福寺は、「時代に即した人々のコミュニティーセンター」として、誰でも気軽に訪れることのできる開かれた寺院を目指しており、現代版の寺子屋や歌手のコンサート、講師を呼んでの講演などの活動を頻繁に行われています。*もちろん法事やご供養なども受け付けされています
寺カフェ茶庭(CHANIWA)
2017年春から「都会の中でほっと一息。庭の緑を眺めながら、ゆったり時間を過ごせる空間」のコンセプトで営業されている寺カフェ 茶庭(CHANIWA)。
営業時間外でもお寺の正面の柵から中を覗くと、中庭の風景をぼんやり拝むことができます。和の風情を感じられる落ち着いた場所でのんびり過ごせそうです。
カフェの店内はWiFi完備で、パソコンでの作業やタブレットでの読書も可能!
これらを持ち込んで作業されている方も見受けられます。お寺でパソコンやタブレットを開くのは少し場違いな感じもありますが、今時のお寺さんはパソコンやタブレットでお仕事をなさることも多いのかもしれません。
さらに提供されるスイーツやドリンクはどれも本格的。
見た目にも美しい抹茶や、和のスイーツも楽しめます!
人気のメニューはお寺の落ち着いた雰囲気にぴったりの「そば茶ラテ」。
寺子屋
江戸時代に庶民のまなびの場として開かれた寺子屋。萬福寺では現代版寺子屋として「寺子屋プラバー」が開かれています。
サンスクリット語で「プラバー=智慧の光」を指し、「人生を充実したものにするための知恵を活用してほしい」という願いが込められているそうです。
そろばんや茶道、音楽、ヨガといった教室からコンサート、ダンス、講演などのイベントまで幅広く開催しています。
子供から大人まで地域の人と交流できるイベント、いいですね。寺院でこれほどまでに開かれたオープンスタイルの場所は珍しいのではないでしょうか?
プラバー音楽教室
ボイストレーニング、ピアノ、ウクレレなど幅広いジャンルの音楽をマンツーマンで学べます。ヨガ教室
インストラクター「ASUKA」による朝ヨガ。お寺で心と体を見つめながらトレーニング。日時:毎月第2日曜日10時〜11時ヴァイオリン教室
ズズキ・メソードのヴァイオリン教室。
対象年齢:2.3歳から(*子ども用の小さな楽器で行う)書道教室
子どもから大人まで学べる毛筆、ペン字書道教室。
日時:月曜日18時~20時コーラス教室
仏教讃歌から唱歌まで老若男女いっしょに唄うクラス。
日時:毎月第二火曜MUSIC TOGETHER
歌や楽器で遊びながら英語に触れるお子様向けのクラス。
対象年齢:0歳から!
日時:毎週水曜日13時半から15時
過去に開催されたイベント
音楽ライブ
Toshi、畠山みゆき、「五つの赤い風船」青木まり子、羊毛とおはな、タテタカコ、池宮正信、アイリッシュ音楽ハンスアラキ、インド音楽、アボリジニ音楽など落語会
桂春団冶、笑福亭学光、林家竹丸、笑福亭仁勇、桂小春団冶、笑福亭小つるトークショー
石川直樹(写真家)、大阪大学・知識デリバリー(舞踏家×科学研究者)、旅トークショー(スペイン×イラン等)音楽説法
(浄瑠璃+朗読+シンセ)豊竹英太夫、南谷朝子
(尺八+ギター+シンセ)金野 鈴道 他
(尺八+JAZZ+タブラ)三好 芫山 他アート
中国水墨画展、書道展その他のイベント
はなまつり楽市バザール、訪日外国人セミナー・食事会、映画上映会
まとめ
どなたでも気軽に来て頂ける開かれた寺院を目指しているだけあって、気軽に訪れることができる雰囲気があります。時折開催されるイベントも興味のある方は行かれてみてはどうでしょうか。萬福寺の境内にある珍しいカフェ、茶庭(CHANIWA)の営業日は木曜・金曜・土曜の3日だけですが、訪れてみる価値ありです!